ありがとう!トロペアントム村の皆!

いつも元気が無くて心配だった、スィン
いつも元気が無くて心配だった、スィン

最後のお別れの日は村長の娘さんの結婚式でした!
村の結婚式はどんな感じなのかなと思ってたら以前ブログにも書いた町での結婚式と同じような形式でした

顔も性格もイケメンなロンとトーイ
顔も性格もイケメンなロンとトーイ

ここで過ごした約3ヶ月間ともお別れだと思うともう号 泣です
もちろん村にはまた来ようと思ってるんで村人達とはまた会えるけど
次来る時はこんなに長く期間はとれないだろうし
学校建設のメンバーの皆もいないだろうし
違う形になると思うと
最後だなって実感がゾクゾク沸いてきます

最初から最後まで色々お世話してくれたジェイラ
最初から最後まで色々お世話してくれたジェイラ

最初は微笑みかけても眉間にしわ寄せて不安そうな顔をしてた子供達
今ではこんなに笑顔でうんざりするくらい名前を連呼してくる
親しみを込めてなのかあだ名まで付けてくれて
「アップリガナリーモックラ」
(カンボジア語で「変態でしつこい奴」という意 味)
って後半呼ばれてた・・・複雑でした・・・どこの国でも子供は平気で残酷なことを言いますね!
手を繋いだり抱っこしたり
作業手伝ってくれたり
一緒に寝たり
村の誰と誰が恋人か教えてくれたり

大人たちも最初は皆恐い顔して何か怒鳴ってくる
仲良くなれんのかなぁと思ってたら
ご飯ご馳走してくれたり
病気のときは看病してくれたり
村のお酒で乾杯しまくって
一緒に踊りまくったり

今までいっぱい一緒に笑って
最後は一緒に泣いてくれて

1日1日と村人たちとの距離が縮まっていくのがホント楽しくて幸せでした!

可愛いと評判のイン
可愛いと評判のイン

何度か村に泊まって村の一日を体感できました
朝は6時前には皆起きててお母さんたちが火を起こして朝食の準備をしています
子供たちが眠そうな顔でその火にあたってたりゆっくり時間が流れてます
朝日が昇る頃にはおっちゃんにーちゃんは牛連れて畑言ったり
バイクで町の方に走って行ったり
おばちゃんねーちゃんは学校行ったりカゴの内職を始めたり
世間話で盛り上がったり
子供達はもうフルテンションで走り回って爆笑でキーキー騒ぎ出して
そうこうするうちにシェムリアップから日本人がいっぱいやって来て
いつもの作業の一日が始まって
また日本人が町へ帰っていっても子供達は眠くなるまで活動を続け
皆寝る前にテレビのある家に100人くらい集まってタイの吹き替えドラマ鑑賞会があったり
収穫祭みたいなお祭りがあって一晩中朝まで賑やかな日もありました
日付が変わる頃にはもう村は静まり返って
月明かりが村を照らすなか日本人の僕らは満点の星が広がる夜空の下根っ転がって流れ星数えたり話し込んだり

現実味が無いですが
もし今何のしがらみもなければずっとここにいたいと思えるくらい居心地が良かったです!

大工の棟梁、ブロンニ一家
大工の棟梁、ブロンニ一家

話を聞くと昔のポルポト政権下や反ベトナム内戦時に身内を亡くしている人たちもいて
今でこそカンボジアは平和な国だけど悲劇の歴史と言われた時代からは
まだ落ち着き始めて20年経たないと考えると
その悲劇のど真ん中にいた人たちがまだ生きてるんですね

単純に触れられない話題ですが実際にカンボジアの人々の口からその話を聞くと涙が出ます
だからかどうか彼らは今の平和を僕らが感じている何倍も幸せに感じているんだろうと思いました

そんな村人達の幸せを願います!

これからの旅でまた悩んだり落ち込んだりするでしょう
その時はこの村の皆の笑顔を思い出せばまた元気になれると思います!

いつもつねってくるジェイチューンと、孫のサッキー
いつもつねってくるジェイチューンと、孫のサッキー
一番人気のあやさんを奪い合う子供達
一番人気のあやさんを奪い合う子供達
いつも笑わしてくれたドア、愛称「おっちゃん」
いつも笑わしてくれたドア、愛称「おっちゃん」