Egypt

エジプト・アラブ共和国(エジプト・アラブきょうわこく)、通称エジプトは、中東・アフリカの共和国。首都はカイロ

西にリビア、南にスーダン、北東にイスラエルと隣接し、北は地中海、東は紅海に面している。南北に流れるナイル川の河谷とデルタ地帯(ナイル・デルタ)のほかは、国土の大部分が砂漠である。ナイル河口の東に地中海と紅海を結ぶスエズ運河がある。

2010年

6月

03日

ダハブ、紅海で溺れる

紅海、凄い青くて透明
紅海、凄い青くて透明

ペトラ遺跡の観光を終え
ヨルダンのアカバからフェリーに乗りエジプトに来ました
今はダハブにいます!
ここに来たのはダイビングのライセンスを取るためです!
旅人にはダイバーが多く話を聞いてるうちにやりたくなっちゃったんです



この前3年ぶりくらいに海入った時に発覚したのですが
僕は泳げないです
そして海が怖いです
泳げないのにあんな深いとこ放り出されたら死にます
犬嫌いがびわ湖わんわん王国行く以上の恐怖です
でもそれをダイバーに相談したら皆
「ダイビングは潜るだけだから泳げなくても大丈夫だよ」
と聞いてたんで大丈夫かなと思ってたんです



講習始まってすぐ
先生 「じゃあ明日200mの水泳テストします」
ん?え?あれ?・・・やばい!やばい!殺される!
けど明日になればどうにかなる気がする・・・なるか?いや・・・最悪・・・

てことで今日がその日でした
風が強く波があり恐怖倍増
海の中に立っても泳ぎ始める勇気が起きない
普通は何も付けずに200mというところを
シュノーケリングのかっこで300mにしてもらい
ヤケクソで波に突っ込んだがフィン(足に付ける羽みたいなの)を使いこなせず波に流され
同じところをぐるぐるぐるぐる
今どこにいるかもはっきり分からず
もうダイビング諦めようと思ったときに遠くから

先生 「あがってこーい」
と声が

私 「すいませんこれじゃ無理ですよね?」
先生 「ん?いーよいーよ!大丈夫!」
私 「え!?・・・良かったー!!!」

まさかのOKが出て何とかダイビングは諦めずに済みました
ただこれからもっとキツイそうで先行きが不安過ぎます・・・

ダイビング宿、ディープブルー
ダイビング宿、ディープブルー

2010年

6月

10日

ダイビングは金づちでもできます

水中の写真が無いです
水中の写真が無いです

ゲッツ!出来ました!良かった!
5日間で9本潜ってアドバンスまで取れました!

最初は基本スキルの練習が難しくて毎朝憂鬱でした(笑)
水中でのマスク脱着が怖かったり浮力調整下手くそですぐ水面に出ちゃったり
耳抜き上手く出来なくて耳めちゃ痛くなったり
パニクって海水5リットルくらいがぶ飲みしてました!

潜った後の学科試験の勉強が車の免許取る時みたいで懐かしかったですね
毎日コンディション気にして早寝早起きして節食してました

ダイビングは魚や珊瑚を見るのも面白いんですけど僕は泳ぐのが楽しかったです!
水中で上下左右自由に動ける無重力な感じにハマりました!

ナイトダイビングもかなり興奮しました!
夜の海は一寸先は闇でその中をライトで照らしながら進んで行くドキドキ感が面白かった!

有名なブルーホールも下を見ると底なしで平衡感覚が麻痺しました
何ていうか浮いてるー感がハンパなかったです!

 

1日2本潜れば少しグッタリですが
そのグッタリ感で潮風に吹かれながら昼寝するのとか超気持ちよくて
夜は宿の皆で一緒に飯食って団欒みたいなアットホームな感じで
ここは良いです!

今までダイビングと聞いても「へぇー」くらいで他人事でしたが
自分がその一員になるとは変な感じです

無事ライセンスもゲットできてまたこれからどう動こうか考えてます
次はどこで何をしようか・・・

有名スポット、ブルーホール
有名スポット、ブルーホール
ディープブルー、リビング
ディープブルー、リビング

2010年

6月

21日

ピラミッドはその昔宇宙と交信するための電波搭だったのか?

ピラミッドだけの写真を撮り忘れました
ピラミッドだけの写真を撮り忘れました

ダハブはほんと良かった!
僕が泊まったダイバー専用の日本人宿ディープブルーのおかげです!
スタッフ、ゲスト皆キャラ濃くて良い人ばっかで楽しかったっす!
異国での共同生活は良いもんです!
ダイビングも結局13本潜りました!
水中でのあの感覚が気持ちよくてはまりました!
いやー良かった・・・
良かった・・・
良かった・・・

で今はカイロにいます
カイロ暑いです
カイロ都会です
カイロといえばピラミッド
行ってきましたピラミッド
遺跡不感症の僕はピラミッドもあんまり期待してなかったんですけど・・・
面白かったんですよこれが!

以前カンボジアのゲストハウスのドミトリーに宿泊していた時に会った宇宙人みたいな90歳くらいのお爺さんに永遠と熱く語られたお爺さんの若かりし頃の武勇伝の中で
「エジプトのピラミッドは宇宙と交信するための電波塔だったが地軸がずれてしまい機能を失ってしまった」
とか
「ピラミッドの石は既に紀元前に開発されていた無重力装置で積み上げられた」
とか
「俺は昔は生粋のギャンブラーで金と女には困らなかった」
とか
言っていたことを思い出しました

カンボジアではその後しばらく、いつも夜中の消灯時間が過ぎたころドミに帰ってきて

帽子とリュックを身に付けたまま眠るそのお爺さんが怖くて寝れなかったことも思い出しました

 

話は戻りピラミッドはギザという町にあってカイロからバスで1時間くらいです
ピラミッドは砂漠の中にドーンとそびえ立ってるのを想像してたんですが
街の郊外にあってすんなり着きました

入場料も学生割引で半額になりました

 

奥にある王の間
小さい出入り口と石棺があるだけの長方形の空間で蒸し暑く真っ暗で
欧米人が瞑想してたり
スピリチュアル的に言うとパワースポットを感じさせる空間でした

ギザのピラミッドは3つがかたまって建ってるので
この炎天下の中で歩いてすぐ回れるのが良かったです

ここもやっぱり観光地で
お土産売りに悪質に騙され100円を奪われたり
一緒に行った日本人の女の子がエジプト人に胸掴まれてました

観光地はどこもそんなもんです

カイロの中心街の人達はまともです
あんま干渉してこないけどこっちから話しかければ親切に答えてくれたりします

イスラム諸国でツーリストの女の子はよくセクハラ受けると聞きますが
普段宗教で押さえ込まれてるからでしょうかね

 

彼らの秘められた性欲が爆発することがどうかありませんように・・・

2010年

6月

25日

カイロでもやもや、もんもん

サファリホテルのロビー
サファリホテルのロビー

今日のカイロの気温は43℃
くそあっつい!

今僕はカイロの超有名な日本人宿
サファリホテルに泊まってます

ここは沈没宿ということもあり日本の漫画や小説、雑誌、映画やお笑い番組やドラマまであり
宿周辺には安くておいしい食堂、ジュース屋、アイス屋、マクドナルド、大型スーパーがあり非常に便利
6階建てビルの最上階まで歩かないといけず夏は暑いのが難点ですが
2週間前にベッドや内装をリニューアルしたらしく清潔になったと評判で
長旅に疲れ日本が恋しくなり始めた旅人の心をがっちり掴む要素がてんこ盛りです

僕はというと
今まで使ってたクレジットや国際キャッシュカードがカード詐欺や期限切れ、暗証番号失効で

次々と駄目になり旅に支障が出てきたので
日本から新しく何枚かカード送ってもらってるの待ちです
予定では日本からエジプトまで1週間はかかるそう

早く次に進みたいのに足止めされてる感じで気持ち悪いです
時間つぶしにエジプト観光してもいいんですがこの暑さの中そんな気にはなれず
気がたるんで体がダルく思考も停止状態です

もともと最近なんか嫌な感じだった
何か満足いかない毎日

ただ外国にいるだけで何もしてないんじゃないかと不安になり
感動の沸点が高くなって物事についてあまり感じなくなった気がする
海外で生活しているということを始め色々なことが普通になり過ぎてる

こうなってしまったら日本に帰った方がいいのかな
でもそれはまだしたくないです
出てきたからには簡単に帰りたくないという意地があります

今は初心を思い返すようにしてます
これまでの旅の思い出を掘り返してあの時あの場所で自分は何を感じ思ったか

自分にとってどんな旅が良い旅なのか
意識すれば簡単なはず!

ただそれを今後に反映させていくのみ!

2010年

7月

01日

W杯が見たい!だから南アフリカに行きます!

サファリホテルのドミトリー
サファリホテルのドミトリー

結局日本からの荷物は届かず空港の税関で没収されたようです
・・・おいこらー!待ってた時間返せこの野郎!
何故でしょうか?
日本大使館宛にしたのがマズかったか
中にクレジットカード入ってたからか
日本からエジプトに荷物送ってもらう人は気を付けて下さいね!

カイロには何だかんだ2週間もいたわけですが
『カイロでした観光』
・ギザのピラミッド

(これは最低クリアしとかないとエジプト来たとは言えない)
・考古学博物館

(ツタンカーメンのマスクの怪しさは良かったものの倉庫みたいな展示の仕方がいまいちで退屈だった)
・スーフィーダンス

(カイロに来るなら超お勧め!無料なんで是非行って欲しいです!エジプト人のおっちゃん達が演奏したり踊ったり超カッコいいです!)
・ハンハリーリ

(お土産街です)
・オーケストラ観賞

(カイロのオーケストラでトランペッターをされてる日本人の方に招待して頂きました!ブルジョワ気分を味わえました)
これくらいで後は日本の皆さんに申し訳ないくらいダラダラ過ごしてました・・・

とゆーことでもう荷物はほっといて今日の夜南アフリカに飛びまーす!
南アといえばもちろん!ワールドカップですね!
日本代表が負けちゃって今頃ですか感もありますが
ワールドカップで盛り上がってる南アの雰囲気を肌で感じれたらなと思います!
本当は日本代表の試合に合わせてもっと早く行きたかったんですが荷物の到着が間に合わず

(ていうか来ず・・・ちくしょう)
パラグアイ戦はほんと残念だったけど良い試合でマジ感動しましたね!
世界が注目する大舞台でこの大健闘!毎回良い試合で手に汗握りました!

TVに写る代表選手の真剣な表情からは勝利への強い意志が伝わりこっちも熱くなっちゃいました!
自分が日本人であることが誇らしくなりました!
海外にいると韓国人や中国人に間違われることが多くて

自分は日本人だと主張することがどうでも良くなってくるんですが
やっぱ日本良いです!好きだ!日本!
欲を言えば南アでこの目で日本代表を見たかった・・・
日本帰ったらJリーグ行くぞー!
海外リーグで頑張ってる日本人選手も応援しに行きたい!

しかし南ア行くにあたって不安なことが
それは飛行機が着く最初の町ヨハネスブルグの治安についてです
ウィキペディアでは太字で世界最悪の犯罪都市」「世界の犯罪首都とあります

 

こんなサイトも
『ヨハネスブルグのガイドライン』
・軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた
・ユースから徒歩1分の路上で白人が頭から血を流して倒れていた
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると死体が転がっていた
・腕時計をした旅行者が襲撃され、目が覚めたら手首が切り落とされていた
・車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する
・宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた
・タクシーからショッピングセンターまでの10mの間に強盗に襲われた。
・バスに乗れば安全だろうと思ったら、バスの乗客が全員強盗だった
・女性の1/3がレイプ経験者。しかも処女交配がHIVを治すという都市伝説から「赤子ほど危ない」
・「そんな危険なわけがない」といって出て行った旅行者が5分後血まみれで戻ってきた
・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った旅行者が靴と服を盗まれ下着で戻ってきた
・最近流行っている犯罪は「石強盗」 石を手に持って旅行者に殴りかかるから
・中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味
・ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。

なんじゃこら
リアル北斗の拳の世界だそうです
暴力が支配する弱肉強食の世界

冗談抜きで洒落にならん町ですね
こんなとこ行きたくないです
超恐いです
不安

よくこんなとこでワールドカップ開く気になりましたねFIFAは
死にたくないのでこんな町は1人厳戒態勢の下さっさと逃げ出すつもりです

南アからは
ジンバブエ
ザンビア
タンザニア
ケニアまで1ヵ月以内で北上する予定です
ケニアからは飛行機でまたここカイロに戻ってきます

アフリカの治安は全般的に悪いので
注意してても強制的にトラブルにあうこともある
実際今まで出会った旅人のほとんどがアフリカで強盗にあってるので
荷物や貴重品は出来るだけ宿に預けて行く事にします
パソコンも置いていくので少しの間ブログはお休みで

アフリカの国、人、文化、景色、食べ物ってどんなんだろう?
何か久しぶりにドキドキしてまーす!

2010年

8月

29日

アフリカ北上終了、ちょっと一息

サファリホテル
サファリホテル

実際にアフリカを旅してみて、思っていたよりも全然旅しやすくて拍子抜けだった

でもアフリカの人の印象がコロッと変わった

胡散臭い奴もいたけど、基本的には優しくて人懐っこくて可愛い性格の人が多かった

 

南、東アフリカは比較的治安が良いほうなのでツーリストが多く

欧米人がバカンス感覚で遊びに来ているのを見ていると

次はもう少し冒険して西や中央アフリカまで入って行きたいなと思った

 

最後はケニア、ナイロビからエジプトのカイロへ飛んだ

1ヵ月半ぶりに戻ってきたわけだが、一度来た町は勝手がわかっていてやりやすい

 

久しぶりのサファリホテルでは3ヶ月前にネパールで会ったようすけさん、アフリカ北上中にナミビアで一緒だったひでさんとの再会もあり楽しい滞在となった

 

北上中はいつも以上に気を張っていたので、やっとリラックスできるかな

 

しかし地獄のような暑さは相変わらず