Cambodia

カンボジア王国(カンボジアおうこく)、通称カンボジアは、インドシナ半島に位置する東南アジアの立憲君主制国家。東にベトナム、西にタイ、北にラオスと国境を接し、南は南シナ海に接する。首都はプノンペン。国民の90%以上がクメール語(カンボジア語)を話し、仏教(上座部仏教)を奉ずるクメール人(カンボジア人)である。

2009年

11月

15日

タイでがっくり、逃げるようにカンボジアへ

カオサンにて友人たちと
カオサンにて友人たちと

早くも出発して一週間が経ちました!

今はカンボジアにいます!

タイはバンコクのカオサン通りの日本人宿「さくらハウス」にずっと泊まってました!

旅行者は旅の終わりにはカオサン通りに寄って疲れを癒してから自分の国に帰ると言われるくらい

物は安いしタイ式マッサージも相当良いしバーとか娯楽がいっぱいあって

これから旅が始まる僕にとっては何でここ最初にきたんだろという感じでした

正直ここにずっといると人間腐るだろうなと思いました

そんな中僕と同じように世界一周する学校の友達2人と合流できたのは救われました!

アンコールワット内にある、バイヨン
アンコールワット内にある、バイヨン

 

2人とタイで数日観光してわかれた後カンボジアへバスで国境を越えアンコールワットのあるシェムリアップの街に着きました

国境では白人ばかりのなか1人日本人でわからない事だらけで英語に躓きまくり

カンボジアに渡ってからもタクシーで騙され

僕より年下のトゥクトゥクドライバーにボッタくられ

カンボジア人に腹立つ事多々でしたがこれも金持ちの外人が多い観光地ならではなんでしょうね

アンコールワットはなめてたけどやっぱり圧倒されました!

がっかり世界遺産もある中ここは期待通りではと思います!

 

私事ですが日本で奥歯を抜いて来たのですが

出発して2日目くらいから腫れちゃって

今とか顔まじでヤバイです

冗談でハンバーグみたいな顔になっちゃったとか言ってましたがマジで顔びっくりドンキーです

 

宿は日本人宿のタケオゲストハウスで他の人と大部屋で寝るドミトリーで一泊2ドルです!

日本から薬を送ってもらう事になったのでしばらくここにいることになりそうです!

2009年

11月

22日

日本からの荷物待ち、小学校建設

初日の作業の手伝いに参加さしてもらいました
初日の作業の手伝いに参加さしてもらいました

もう日本出発してから2週間経ったと思うと早いですね!
こちらは特に変わりはありませんが毎日暑いです!
でも夜は冷えるのでお腹ピーピーです!
てか日本からの荷物が予定を過ぎても届かない!
シェムリアップの町自体は遺跡の観光が終わってしまうと特にする事も無くなるので他の旅行者はどんどん次の町へ進んでいきます


普通なら暇過ぎて発狂してる所ですが!
宿で出会った方がカンボジアの村に小学校を建てるという何とも熱いプロジェクトを進行中ということで
幸運にもそのお手伝いに参加さしてもらいました!
朝早く起きてデコボコの悪路を車にぎゅうぎゅう詰めで走ること1時間半
アンコールワット付近の観光地からは想像もつかないような田舎でした

WFP(国連の食糧支援機関)の車が走ってたり

村の子供達のお腹だけが妙に膨らんでるのには思うところがありました
仕事は現地の大工さんの手伝いで石運んだりですがバリバリ重労働で次の日全身筋肉痛でした
でもこういうカンボジアが見たかったのでホント良い経験出来ました!
完成は3ヶ月後らしく、それまでほぼ毎日現場まで足を運んで工事を手伝いながら完成まで見守るということで
めちゃくちゃ凄いなと思います!

 

旅に出てヨーロッパや欧米人とはまだ全然絡んでないですが
尊敬できるような日本人の方に良い話を聞かせてもらえてます!

 

私事ですが遂に東南アジアの不衛生な水に当たり39度の高熱で下痢と嘔吐で一日寝たきりでした
後前代未聞の宿のシャワーを粉砕してしまい賠償金を請求されるかと思いましたが大丈夫でした
お尻を手で拭くのにも慣れました

ちなみにこっちでは観光さえしなければ1日の生活費1000円で十分過ごせますよー!

2009年

12月

07日

加藤夫妻と学校建設とボランティア募集とマラソン

もう日本出発して一ヶ月!案の定時間が経つのが早いです!
当初の予定ではシェムリアップ滞在は2,3日
今頃はカンボジア抜けて、ベトナム、ラオスと進んでるはずなんですが…
顎が腫れ過ぎてチェホンマンみたいな顔になって
その薬を日本から送ってもらい
到着を待ってたら3日間で到着の予定が10日以上待たされ
その間に色々な面白い日本人の方々と出会って
色々めぐり合わせで結局まだシェムリアップにいます!おい!沈没っていうんじゃねーよ!

加藤夫妻
加藤夫妻

あれから引き続きカンボジアの教育が行き届いてない村に学校を建てるというプロジェクトのお手伝いをさせてもらっているのですが
そのリーダーなる方がこちらの写真左側
加藤大地さん、ゆきこさん夫妻です!
飛び入り参加の僕に本当に良くして下さり色々助けてもらってホントもうお世話になりまくりです!是非養子になりたい
そんなお2人は今新婚旅行のハネムーンで世界旅行中だそうで旅の日々を綴ったブログもされてるのでこちらも是非チェックして頂きたい!

かで&ぐりこの IKI IKI 世界一周ハネムーン

今はちょうど学校建設の経過を紹介されてるので毎日どんなことをしているのか色々詳しくわかって面白いと思います!
完成は2月中旬予定なのでもしそれまでにカンボジアに来る予定がある人や興味をもって下さった方は誰でも1日だけから参加出来ますので
加藤夫妻のブログからお2人に直接連絡するか
友達は俺に連絡してなー!
肉体労働で作業的にも結構しんどい時もありますが、それ以上に村の人々との交流やメンバーさんとの日常が楽しいですよ!
皆はシェムリアップのタケオゲストハウスに泊まってるのでもし予定があれば是非是非参加募集中ですよ!

あともう一つ
この前別の村に学校の先生のボランティアで行ったのですが
これもめちゃくちゃ良かったです!学校の先生ボランティアとか定番過ぎてどうかなと思ってたのですが
そんなこといってる奴は一本背負いしてやりたいくらい楽しかったです!
子供達は英語が少し話せてコミュニケーションも取りやすく外人の先生にも慣れてるからすぐ仲良くなれて
本当に元気で教えるのも遊ぶのもエネルギッシュ過ぎて帰る頃には僕はぼろ雑巾でしたね!
ここに連れて来てくれたのがこの学校の責任者ウエハーさん
彼は孤児院育ちで両親はおらず
そんな恵まれない子供達のためにボランティア活動を始めた少し女好きの日本語が上手なカンボジア人です
こちらも移動日や食事代など諸費用は掛かりますが
子供達のことを思うと屁でもない額なのでもし興味がある方は連絡ください

孤児院にも行きました
そこではNGOが個人の利益に走ってしまい
彼らの利益追求のために子供達が理不尽な立場に置かれるという話を聞きましたが

観光地で物売りをしている子や
道で廃品回収してる子
物乞いの子
村の子供達
皆人懐っこくて可愛くて
この子達にも先進国のような
良い服着て良い飯食って良い家に住む権利はあるのに何でこんなに違うもんなのか

やっぱ考えるし実際自分の目で見て肌で感じないとわからないもんだから
時間お金に余裕がある人は是非カンボジアに来て欲しいですね!

カンボジアに限らず途上国の変化は目まぐるしく何年か経つと景色ががらっと変わってしまったりするので旅に出るならお早めに!

有森さんと
有森さんと

昨日はバルセロナ五輪金メダリストの元女子マラソンランナー有森裕子さんが主催するアンコールワットで行われるマラソンに参加しました
練習無しのぶっつけ本番だったので今もう筋肉痛で足がビキビキで痛すぎて動けません

とりあえずもうしばらくここにいて学校の手伝いをさせてもらう予定でーす!

2009年

12月

15日

ビザ更新でラオス、タイへ

カンボジアのビザの有効期限は1ヵ月で切れてしまうので
更新するには1回カンボジアから他の国に出て再入国の際に新しいビザを取得しないといけません
ただ国境に行ってとんぼ返りしてくるのも味気ないので
カンボジアからラオス、タイと小回りで一周して帰って来ることにしたのですが
これが災難の始まりでした・・・
このルートはいわゆるローカルなルートで旅行者も少なく交通の便も悪いので
都市間を定期的に運行するツアーバスなどは無い分
現地のツーリストインフォメーションやドライバーなどその場で交渉しないといけない機会が多いのですが
何ででしょうね・・・彼らはをつくんです
いわゆるボッタくりなんですがこの交渉がホント3回ぐらい心折れて泣きそうになりました
まぁ英語で話したり色々勉強なったし
ただガイドブック通りのルートをたどる旅行よりは旅っぽさを味わえたから結果オーライ
にはならんくらいにマジむかつきましたね
でもトラブルには助けてくれる良い人が付き物で3人くらい会ったし・・・(悪い人には200人くらい会ったけど)
まぁこれも勉強ですよね!

ドンカルロ
ドンカルロ

ルートは
シェムリアップ(カンボジア)→クラチェ(カンボジア)→ストゥントゥレン(カンボジア)→ドンカルロ(カンボジア)
ストゥントゥレンは国境の町で胡散臭い奴が多かった!夜の街には若者がたむろしてるし嫌な感じでしたね!

デット島
デット島

ウボンラチャタニー
ウボンラチャタニー

ウボンラチャタニー(タイ)→シーサケット(タイ)→チョアムスラウンガム(タイ)
タイは比較的日本と似てる部分もあったのであんま外国気分がしませんでした!

 

チョアム(カンボジア)→シェムリアップ(カンボジア)
で今日やっと帰ってきました!
これで5泊6日です!


こう見るとホント微妙な旅だな・・・

 

こっちは気候は暑いのに町はクリスマスムードで変な感じです!
明日からはまた学校建設だー!

2009年

12月

27日

初海外での誕生日と結婚式

本当にありがとうございました
本当にありがとうございました

私事ですが先日22歳の誕生日を無事迎えることが出来ましたー!
本当は旅中に一人でひっそりと向かえる予定でしたが
幸いなことに学校建設の皆さんがサプライズして下さいました!
海外で
こんな大勢に
しかも全員旅人

祝って頂いて本当に感謝感激感動の夜でした!

結婚式にて
結婚式にて

話は変わり昨日はカンボジアの方々の結婚式
人生初めての結婚式出席がカンボジアでとは・・・
こちらが新郎新婦さん
新婦さんは日本人です!
聞くところによるとカンボジアの男性とお付き合いしてる日本人女性は結構多いみたいですね!

 

日本と違って音楽ガンガンのノリノリのパーティーで皆ハイテンションで踊りまくってました
こういうのも賑やかで良いですね!

久しぶりに楽しいお酒が飲めました!

 

気づけばもう年末ですねー

日本はが降ってるそうで・・・

皆さん体調に気をつけて良いお年を迎えてくださいねー!

2010年

1月

06日

カンボジアでの年越し!普段の生活を紹介します

あけましておめでとうございます!
皆さんはどこでどんな年越しをされたのでしょうか?
僕は大晦日は宿で学校建設の皆とカウントダウンした後すぐ寝ちゃいました!
他の皆はアンコールワットに初日の出を見に行ってました!
元日はゴロゴロしてました!寝正月!

年越しバーベキューしました
年越しバーベキューしました

正月休みも明けまた学校建設の作業が始まりました!
着工から約2ヶ月で工事も着々と進み校舎の原型も出来てきてます!
最初は6人だったメンバーも今では20~30人います!

バーベキューのあと、村人達と踊り狂いました
バーベキューのあと、村人達と踊り狂いました

1日の流れとしては
朝は7時半にタケオGH前に集合

遅刻は厳禁
遅刻は厳禁

車2台に乗り込み出発
(多いときは隙間無ぎゅうぎゅう詰めでツライです)

お尻の感覚を失います
お尻の感覚を失います

途中で市場に寄って昼食の材料の買出し
(ここは現地の人向けなので色々安く手に入り食べ物も安くて美味しいので皆色々自由行動してます)

毎朝、何を食べるか悩む
毎朝、何を食べるか悩む

そこから砂埃がひどくデコボコな悪路を約1時間ほど激しく揺られて村に到着
(道中では道沿いの民家の子供達とずっと手を振り合ってます
トラックの荷台に乗ってる人達は村に着く頃には激しい揺れお尻の感覚が無くなってます

マスクが無いと鼻の中が真っ黒
マスクが無いと鼻の中が真っ黒

午前中の作業開始
作業係と昼食係に分かれて1時間半ほど働きます)

作業班
作業班
昼食班
昼食班

昼食
30人分とかになると準備が大変です
ジャンケンで負けた人が皿洗い)

料理長は日替わりです
料理長は日替わりです

昼休憩
(休憩時間は昼寝したり子供と遊んだりして過ごします)

寝るか
寝るか
遊ぶか
遊ぶか

午後の作業開始
(休憩挟みながら3時間ほど働きます

今は学校のグラウンド作りで空き地に土を運んでそれを水平にならす作業をしています)

炎天下の中、熱射病に気をつけて
炎天下の中、熱射病に気をつけて
今は校庭作り中
今は校庭作り中

午後5時頃作業終了
(車に乗り込み子供達に見送られながら帰ります)

途中でサンセットを眺めたり
途中でサンセットを眺めたり

夕方6時半くらいに宿に到着解散
(帰りの車では皆ぐったりです)

この日はクリスマスだったので皆でケンタッキー
この日はクリスマスだったので皆でケンタッキー

大体毎日こんな感じです!
一日の終わりには皆ヘトヘトです!

何人か体調を崩す人もいて入院なんてこともしばしば・・・
僕も今日は下痢が悪化してお休みです

休みの日は市場に行ったりネットしたりマッサージいったりゴロゴロしたりしてます
学校建設が無ければここシェムリアップは長期滞在には向かない町だと思います


では!今年もよろしくお願いします!

2010年

1月

22日

2度目のビザ更新で再びバンコクへ&村にお泊り

いつもは子供の写真ばっかりなので、たまにはお父さん達も
いつもは子供の写真ばっかりなので、たまにはお父さん達も

最近はブログでカンボジアの生活の事ばかり書いているので
そろそろHPのタイトルを「大好き☆カンボジア」に変更しようかと迷っています!

先日ビザ更新のためタイのバンコクに行ってきました!
久しぶりのカオサン通りを楽しむ事しかすることが無かったです・・・
カンボジアに比べると物価は高いのですがいまいちタイバーツの感覚がつかめない
1人でカオサン通りは病みます
ここへは2人以上で来ることをお勧めします!

今回はバンコクの都心のほうにも足を伸ばしたのですが
企業やホテルやデパートの巨大建設が建ち並び歩道には屋台が出てて人が溢れている
大阪と東京をミックスさせたような都会っぷりに圧倒されました!
人も皆もう普通に日本人と変わらない身なりで!奈良の田舎者にはもうここも東京も変わりませんでした!

カンボジアの生活がスタンダードになってた僕は何故か少し落ち込みました・・・

 

そして4,5日ぶりにシェムリアップ帰って来てに行ったら
この数日間で更に作業が進んで
いよいよこの学校建設も後半にさしかかったのかと思うとちょっと寂しくなりましたねー!

少しいない間にかなり進んでる
少しいない間にかなり進んでる

この日は初めてここトロペアン・トム村に泊まりました!
突然だったのもあり準備不足で不安でしたが
作業中から村人たちが「今日カジは村に泊まるんだろ!?」と嬉しそうに聞いて来る来る!
作業が終わり宿に帰る他の皆を村人達と見送って
そっから子供に囲まれる囲まれる!
今回は日本人3人だで泊まったので言葉も通じず大丈夫かと思っていたのですが
普段よく絡んでいる村の子供やお母さん達がとても頼もしく
ランタンやらゴザやら枕まで貸してくれ良い夜になりました!
凄く楽しかったです!

次の朝起きたら既に子供達に周りを囲まれていました!
村の朝はゆっくり時間が流れててとても心地よかったです!

 

しばらく当たり前になってたこの生活
村に泊まってみて今自分はどれだけ貴重な経験をさせてもらってるのかって事を再認識しました!
ここまで来れた繋がりに感謝したいです!

 

正直なところカンボジアでの学校建設は最後の完成までいるか悩んでいたのですが
せっかくここまでいるんだから最後までいないとキリが悪い
この学校建設で関われた方々、村の人々との繋がりは今後も続くだろうし
きっとこれから自分の中で大切なものになってゆくだろうから
最後までお手伝いさして頂こうと思います!

それについて今後の旅の予定も大きく変わりそうです!
まず大きいのは予定を延ばすことにした事!
ルートも東ヨーロッパやらアフリカやらが入ってきそうで
最初とは別物になるでしょうねー!

暗くなっても元気に走り回る子供達
暗くなっても元気に走り回る子供達
夜な夜な酒盛り
夜な夜な酒盛り

2010年

2月

07日

先日僕の叔母が若くしてで亡くなりました
幼い時から色々と面倒見てもらい本当に心の綺麗な優しい人でした

今回の旅に出る前に病状が悪化してどうしようかという時にも
広い世界を見てきてと僕の背中を押してくれました

日本に帰るまでもつかどうか何となく分かっていたつもりが実際こうなると実感が沸きません

最後に顔を見れなかった事が心残りです
これからもう一生会えないと思うと悲しいです

このブログは日本にいる叔母を励ますために書いてたも同然なので中々更新する気が起きませんでした

私的な事で申し訳ないです。

旅はまだまだ続きます!
帰って叔母に良い報告が出来るようにこれからも頑張ります!

2010年

2月

07日

旅にはテーマが必要だと思う

今日も子供達は元気
今日も子供達は元気

旅のテーマは人それぞれです。
食べ歩きであったり、ボランティアであったり、芸術であったり
色々なテーマを持って旅をしている人に出会います。

自分の旅のテーマは何なのかはっきりと言えるものが無い。
まだ社会にも出てないし、自分にはこれというものが正直無いです。

旅にテーマなど要らないという人もいるでしょうが僕はある方がより良いものになると思います。

出会った旅人が
「楽しい人生よりも幸せな人生を送りたい
何が自分にとって幸せか
どれくらいそこに時間を当てて一日を過ごすかを考えて生きている」

という話をしてくれましたが、ごもっともです

飲み会で毎晩ドンちゃん騒ぎも楽しいですが
そんな生活はどこか空虚に感じてしまいます

皆との繋がりを感じれることは幸せですが1人の時間も大切です。

こういう誰が見るか解らない公共のスペースで自分の意見や考えを述べるのは気が引けますが
これからもちょいちょい内面的な事を書いていきたいと思います!

2010年

2月

07日

シェムリアップでの食生活

料理長兼、ドライバーのソッコム
料理長兼、ドライバーのソッコム

もう2ヶ月以上この町にいます!

学校完成まであと少し、学校建設が終わってこの町を出ることに寂しさを感じます。

全員学校メンバーでベッド埋まっているドミトリー(消灯時間無視です)
タケオGHのスタッフ(ご飯頼んでも一向に調理を始めない
いつも宿の玄関に居る日本人のおじさん(新谷さん)
あんぱん買いに行くパン屋の店員カップル(いつもイチャイチャしながら元気に挨拶してくれる)
コーヒー1杯で1日中居座るカフェ(無線ランでネットしまくり)
焼きそば屋台のおばちゃん一家(娘を勧めてくるお母さん)

ここの生活とももうお別れです。
まさか初っ端からこんな展開になるとは思いもよりませんでした。

 

カンボジアの飯はタイやベトナムに比べると美味しくないという人が多いです!
僕はバカ舌なんで確かな情報ではないですがここでシェムリアップのお勧めご飯をいくつか!

・屋台(朝食)
バケットサンドイッチ  1000リエル
ミーチャー(焼きそば) 2000リエル
お粥            2000リエル
バイサイッチュルー  2000リエル
(豚肉ご飯)

 

・レストラン(昼、晩飯)
LILIロックラックwithフライドライス    2.5ドル
(ロックラック以外は普通です)
MOROPPO焼肉定食              2,5ドル
(他も色々美味しいですが、ハンバーグはあんまり)
北京餃子餃子                2ドル
(あと冷麺もお勧め、餃子以外はお勧めしません
ヤマトGHハンバーグ              3ドル
(ここは高いけどメニュー全部が平均以上)

は美味しいと思います・・・多分!
上記の店はガイドブックや現地で配られてるフリーペーパー「クロマートラベル」の地図に載ってるので探してみて下さいね!

でもやっぱり、村でのご飯が一番美味しい
でもやっぱり、村でのご飯が一番美味しい

2010年

2月

15日

職人さんへの憧れ

服など要らない
服など要らない

今回の学校建設で大活躍といっても過言ではない日本の職人の方々!

左官職人
庭師
建築士
料理人
花火職人
ジュエリー職人
アーティスト


職人と呼べる枠がどこまでなのかは解りませんが
皆その道でプロフェッショナル(専門的)な人たち
技術を身に付け自分の力で物や価値を生み出せる人たちに強い憧れを感じます

学生の就職活動で何万とある企業の中から1つに選んでもらって就職して社会に出るという流れに乗る前に
旅に出て色々な人に会って色んな物を見て感じてからそうしたいと思ったのでこのタイミングで世界一周することにした訳ですが

やっぱり社会に揉まれてないせいなのか気を抜くところで気が抜けなかったり
スローライフ過ぎる場所を苦手に感じてしまったりします

社会に出てからの旅もまた違った見方で物事を見て感じれるようになってる気がして良いでしょうね!
気が早いですが最近そんな事を良く思います!

2010年

2月

15日

IKI IKI SCHOOL完成!

ダメドミトリーの皆さんと
ダメドミトリーの皆さんと

完成しました!!!
と言われても上の空です

それほどこの生活が当たり前になってました!
3ヶ月間、最初は長く感じましたが

終わってみるとやっぱり短い

 

始めの頃から写真を見返すと・・・

最初は何も無かった
最初は何も無かった

ほんとに学校の土地分を木の枠で囲っただけで何もなくて
そこから皆で

校庭に埋まったヤシの根を掘り出す
校庭に埋まったヤシの根を掘り出す

石運んで
砂運んで
レンガ運んで
コンクリ練って

水運んで
グランドに埋まってるでっかい木の根っこ引っこ抜いたり
レンガ積ませてもらったり
ペンキ塗ったり

コンクリート練り、たっちゃんガン見
コンクリート練り、たっちゃんガン見

暑いなか汗と土でビショビショのドロドロでべチャべチャになりながら日焼けで真っ黒になって
疲れて調子悪い日も村の子達にいっぱい元気もらって
朝から晩まで今日があっという間に終わってまた明日が来て
毎日楽しかったです!

IKI IKI SCHOOL

途中でもう次の国に行こうかと迷ったこともありました!
日本にいた時と同じような事で悩んだりして
ここにいて自分は成長出来てるのか
途中から参加人数が大幅に増えてもう自分はもういいかなと思ったり
何で残ったのかもちゃんと考えた筈なのに忘れかけたり

そう考えるとやっぱり長かったんですね!

 

この日は学校建設リーダーの加藤夫妻村長教育委員会の方々での完成式も行われました!

教育委員長が
「私も皆さんが涙を流して完成を喜んでいるのを見ると心から嬉しい」
という風な事を言ってくれた事が印象的でした
ここの先生になる予定の人たちも出席してて彼女達に

「子供たちは遊ぶことには慣れているが勉強には慣れていない、先生方たちもそれを理解して優しく接してあげて下さいね」
と言った時には

本当にこの子達を宜しくお願いします

という気持ちになりました

完成式
完成式

その後のメンバー卒業式

 

長期メンバーのごうさんが言ってた言葉
「今まで200人以上の人がこの学校建設に関わって来た
最後までいたいけど都合により少しの間しか参加出来ず悔しい思いの中帰って行った人たちを何人も見送って来た
その度に最後まで一緒にと何度も思った」


本当にそうです
最後までいる事が全てじゃない
少しの間だったけど印象に残ってるパワフルな人達 は沢山います

リーダーのかでさんが言ってた言葉
「これからもこの村を1年に1回は訪れようと思っています
それでも人生80歳まで生きるとして僕の場合は後50年
50回しか来れないと思うと僕らがこの3ヶ月間で来た回数よりも少ない」


そう考えると凄く寂しい
そしてこの3ヶ月が自分にとってどれだけ貴重だっ たか
改めて感じました!

 

多い!
多い!

終わりって考えると寂しいけど、ここで出来た繋がりはきっとこれからも続きます!

この経験を通して、僕はどんなに大きいことでも皆で協力し合えれば成し遂げられるんだなと勇気付けられました!

この小学校で教育を受けられるようになったことでこの子達の未来は確実に良くなると思います!

これからここで出会った仲間、多くの人達とこの小学校、村の子供達の行く末を見守っていけると思うと嬉しいです!

この場を借りてかでさん、ゆきこさん本当にありがとうございました!

そしてこれからも宜しくお願いします!

村にはまだ後1回行きます

次がホントのお別れです!

2010年

2月

21日

ありがとう!トロペアントム村の皆!

いつも元気が無くて心配だった、スィン
いつも元気が無くて心配だった、スィン

最後のお別れの日は村長の娘さんの結婚式でした!
村の結婚式はどんな感じなのかなと思ってたら以前ブログにも書いた町での結婚式と同じような形式でした

顔も性格もイケメンなロンとトーイ
顔も性格もイケメンなロンとトーイ

ここで過ごした約3ヶ月間ともお別れだと思うともう号 泣です
もちろん村にはまた来ようと思ってるんで村人達とはまた会えるけど
次来る時はこんなに長く期間はとれないだろうし
学校建設のメンバーの皆もいないだろうし
違う形になると思うと
最後だなって実感がゾクゾク沸いてきます

最初から最後まで色々お世話してくれたジェイラ
最初から最後まで色々お世話してくれたジェイラ

最初は微笑みかけても眉間にしわ寄せて不安そうな顔をしてた子供達
今ではこんなに笑顔でうんざりするくらい名前を連呼してくる
親しみを込めてなのかあだ名まで付けてくれて
「アップリガナリーモックラ」
(カンボジア語で「変態でしつこい奴」という意 味)
って後半呼ばれてた・・・複雑でした・・・どこの国でも子供は平気で残酷なことを言いますね!
手を繋いだり抱っこしたり
作業手伝ってくれたり
一緒に寝たり
村の誰と誰が恋人か教えてくれたり

大人たちも最初は皆恐い顔して何か怒鳴ってくる
仲良くなれんのかなぁと思ってたら
ご飯ご馳走してくれたり
病気のときは看病してくれたり
村のお酒で乾杯しまくって
一緒に踊りまくったり

今までいっぱい一緒に笑って
最後は一緒に泣いてくれて

1日1日と村人たちとの距離が縮まっていくのがホント楽しくて幸せでした!

可愛いと評判のイン
可愛いと評判のイン

何度か村に泊まって村の一日を体感できました
朝は6時前には皆起きててお母さんたちが火を起こして朝食の準備をしています
子供たちが眠そうな顔でその火にあたってたりゆっくり時間が流れてます
朝日が昇る頃にはおっちゃんにーちゃんは牛連れて畑言ったり
バイクで町の方に走って行ったり
おばちゃんねーちゃんは学校行ったりカゴの内職を始めたり
世間話で盛り上がったり
子供達はもうフルテンションで走り回って爆笑でキーキー騒ぎ出して
そうこうするうちにシェムリアップから日本人がいっぱいやって来て
いつもの作業の一日が始まって
また日本人が町へ帰っていっても子供達は眠くなるまで活動を続け
皆寝る前にテレビのある家に100人くらい集まってタイの吹き替えドラマ鑑賞会があったり
収穫祭みたいなお祭りがあって一晩中朝まで賑やかな日もありました
日付が変わる頃にはもう村は静まり返って
月明かりが村を照らすなか日本人の僕らは満点の星が広がる夜空の下根っ転がって流れ星数えたり話し込んだり

現実味が無いですが
もし今何のしがらみもなければずっとここにいたいと思えるくらい居心地が良かったです!

大工の棟梁、ブロンニ一家
大工の棟梁、ブロンニ一家

話を聞くと昔のポルポト政権下や反ベトナム内戦時に身内を亡くしている人たちもいて
今でこそカンボジアは平和な国だけど悲劇の歴史と言われた時代からは
まだ落ち着き始めて20年経たないと考えると
その悲劇のど真ん中にいた人たちがまだ生きてるんですね

単純に触れられない話題ですが実際にカンボジアの人々の口からその話を聞くと涙が出ます
だからかどうか彼らは今の平和を僕らが感じている何倍も幸せに感じているんだろうと思いました

そんな村人達の幸せを願います!

これからの旅でまた悩んだり落ち込んだりするでしょう
その時はこの村の皆の笑顔を思い出せばまた元気になれると思います!

いつもつねってくるジェイチューンと、孫のサッキー
いつもつねってくるジェイチューンと、孫のサッキー
一番人気のあやさんを奪い合う子供達
一番人気のあやさんを奪い合う子供達
いつも笑わしてくれたドア、愛称「おっちゃん」
いつも笑わしてくれたドア、愛称「おっちゃん」

2010年

10月

08日

ここまで来て世界逆周!?IKIIKI開校式のためカンボジアへ

9.29IKIIKI SCHOOL開校式
9.29IKIIKI SCHOOL開校式

今回の僕の旅を語るうえで欠かすことの出来ないカンボジアでの3ヶ月間
シェムリアップとトロペアントム村で過ごしたIKIIKI SCHOOL建設の日々はあれから半年以上たった今でも旅の一番の思い出だ
そこで出会った人々との繋がりがこの旅の中でどれだけ僕に力を与えてくれたことか

世界一周していると言うと必ずといって「今までで一番良かった国は?」と聞かれる
その度に僕は「カンボジア」と答えてきた

そんな目に入れても痛くないIKIIKI SCHOOLが9月29日(食う肉の日?)に開校式を迎えるので
急遽オランダからカンボジアへ
今まで西回りで何ヶ月もかけて周ってきた国たちの上をひとっ飛びで戻って来た

最初は今後の旅のスケジュールや予算などの都合から開校式には参加しないつもりだった


だって遠いぞ?オランダからカンボジア

 

でもオランダで自分の不注意からお金をすられて
こんなことで一瞬で無くなってしまうお金ならカンボジアに戻る航空券代くらい屁でもないなと
悩んでいた気持ちに踏ん切りがついた
戻る事を決めて自分はこれから一生IKIIKI SCHOOLに関わっていこうと決心がついた

他の皆には内緒でシェムリの日本人宿TAKEOへ
サプライズ成功で皆驚いてくれて
僕も皆との再会が嬉しくて嬉しくて抱き合って喜んでテンションがMAXを突き抜けた

戻って良かったー!
帰ってきて良かったぞー!

少し変わったように感じるシェムリの街や宿で
顔なじみの皆と共に過ごす毎日は最高に楽しく幸せで居心地が良かった

相変わらずカンボジアの空や地平線に広がる景色は美しく人は穏やかで温かく
久しぶりに見たIKIIKI SCHOOLは校庭に緑が育ち村に馴染んでいて
久しぶりに会う村人達は名前を覚えてくれていて元気だったかと優しく笑顔で迎えてくれた

前と同じように朝8時にはピックアップトラックで宿を出て
途中で市場により屋台で朝食を食べ昼ご飯の買出しをして
そこから雨季で水たまりだらけになったデコボコ道をトラックの荷台から振り落とされそうになりながら村に着いて
村の子供達と遊びながら開校式のための準備と前回残っていた作業をして
日が暮れる頃には村を出て
帰りはすれ違う現地の人々にバイバイしながら雲だらけで太陽が見えない夕暮れの空を見上げながら少しぐったりして宿まで帰ってきて
晩ご飯を皆で食べに行って遅くまで飲んで大騒ぎして
でも翌朝も皆ちゃんと遅れずに朝起きて来て村へ出発と

全然寝てなかったけどこの短く限りある時間を出来るだけ皆と一緒に楽しみたくて毎日フル稼働だった

この数日間はホントによく笑った、毎日爆笑してた

今回の再会で前より日本人、カンボジア人の皆とより深く関わる事が出来てまた皆のことを好きになった
今はもう日本で働き始めて新しい環境のなか忙しそうに日本に帰っていく皆の後姿を見て
俺もそろそろ日本だなぁと少し気合が入った
トロペアントム村の皆は今日も変わらずのんびり暮らしてるんやろな


日本からカンボジアが近くて良かった
またいつでもここに帰ってこれる

 

リーダーのかでさーん!ゆきこさーん!そしてみんなー!オークーン!

子供が机に座る姿だけで感動
子供が机に座る姿だけで感動
ぎゅうぎゅう詰め
ぎゅうぎゅう詰め
ヤシの木
ヤシの木