Republic of South Africa
南アフリカ共和国(みなみアフリカきょうわこく)、通称南アフリカは、アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。東にスワジランド、モザンビーク、北にジンバブエ、ボツワナ、西にナミビアと国境を接し、レソトを四方から囲んでいる。南アフリカは首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散させているが、各国の大使館はプレトリアに置いていることから、国を代表する首都はプレトリアと認知されている。
2010年
8月
14日
土
南アフリカで、遂に念願のW杯観戦!
カイロからヨハネスブルグへの飛行機には黒人ばかりだと思ってたら白人ばっかりで意外でした
僕がヨハネスで泊まった宿「EAST GATE BACKPACKERS」には日本代表を応援するために駆けつけた熱いサポーターばかりで
カイロでいた宿「SAFARI HOTEL」とはまた違った雰囲気
皆仲が良くて
日本代表を応援しながらの共同生活は楽しかっただろうなと羨ましく思いました
宿に着いた当日他の宿泊者に誘われてガーナ対ウルグアイ戦を見に行くことに
まさかこんなに簡単に観戦への道が開くとは
ヨハネスに慣れてるのぶさんについて乗り合いバスに乗ってダウンタウンを歩いて駅へ
電車に乗って着いたのが「SOCCER CITY STADIUM」
「これテレビで見たことあるー!」とミーハー丸出しでスタジアムに入ってテンションがぶち上がりました!
僕は一応高校ではサッカー部に所属していたのですが今までスタジアムでのサッカー観戦をしたことがありませんでした
凄いです
国を背負っての試合は真剣そのもの!選手もサポーターも気迫が違う!
準々決勝の時点で唯一アフリカ勢でトーナメントに残っているガーナはアフリカ全土の期待を背負ってる
ガーナ代表のサッカーは面白い
アフリカ人特有の身体能力にテクニック
それにチームの組織力があってディフェンスもしっかりしている
良い意味でアフリカのチームっぽくない
ウルグアイのほうは連係が悪くパスも繋がらないし
欧州リーグで活躍するFWのフォルラン頼みで不安定なチームに見えた
結果は1対1でむかえた延長戦終了間際ガーナ選手の決定的なシュートをウルグアイの選手があからさまなハンド止めてしまい
ガーナはそれで得たPKを外してしまい流れはウルグアイへ
PK戦の末ウルグアイが勝利しました
アフリカ人とガーナを応援していたので残念だったが
ゴールが入ったときの盛り上がり、相手国へのブーイング、客席で起こるウェーブなど現場はちょー楽しかった!
でもあのピッチに立っているのが日本代表で
ゴールを決めたのが日本人で
周りにいるサポーターも日本人だったらと思うと
もっと最高だったでしょうね・・・
純粋に楽しかった!
2戦目はスペイン対パラグアイ戦へ
本当ならスペイン対日本代表だったのにと、奥歯に詰まるものがありましたが
スペイン代表の豪華なこと
目の前にはトーレス、シャビ、イニエスタ、シャビ、プジョル、カシジャスが!
思わず黄色い声援を飛ばす!ミーハー!
今回も展開の多い見所盛りだくさんの試合で大満足でした!
そりゃスペイン優勝するわ・・・
2010年
8月
15日
日
アパルトヘイトを覚えていますか?
カラフルな民族衣装を着た黒人が槍を持ってウロウロしている
というのが僕の間違ったアフリカのイメージだったのですが
実際に来てみれば、このヨハネスブルグという町はとびきり都会で高層ビルが目立ちます
昔は海外企業の支社があり、南アフリカの経済の中心ともいわれたそうですが、治安の悪化が進むにつれ
廃墟になるビルが増え、それがさらに治安悪化を促進しているらしい
夜に街を出歩く人はほとんどいず、バスの中から見ても異様な雰囲気を感じた
旅行者向けの宿は、治安最悪のダウンタウンから離れた郊外にあるのでまだ安心らしい
現地の人の生活の中心となっているダウンタウンにはかなり興味があったが
歩いているだけで黒人にタックルで吹き飛ばされ身包み剥がされ最悪の場合お尻の穴まで・・・
なんていう治安の悪さを何度も聞いていたので安全を最優先に考えた
しかしせっかくここまで来たのだから、もっと近くで街を見てみたいということから
17世紀から始まったという白人による黒人へのアパルトヘイト(人種隔離政策)により郊外に追いやられた人々が住む居住区
「ソウェト」を見学できるツアーに参加した
ミニバンに乗ってソウェトの中にある元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラが住んでいた家や歴史博物館を周る
居住区の中でも貧富の差があって、お金があり裕福な暮らしをしている人もいれば、生きていくのがやっとな極貧生活をしている人もいる
途中で、1件の民家の中に入れてもらったが、家というよりはあばら家で
今は冬なので、朝晩の冷え込みは相当辛いだろうなと思うが、同じように生活する人がこのあたりには何百万人といるそうだ
路上に出るとボロボロのボールでサッカーをしていた子供達が「5ダラー!10ダラー!」とお金をねだってくる
こんな時いつも考えるのだが、例えばここで「はい、どうぞ」と大金を与えて彼らの人生がこれから豊かになるのなら
それでも良いような気がする
生まれた国が違うだけで、こんなに環境が違う彼らに何をしてあげればいいのだろう
僕らは日本で税金を払っていて、その一部がODA(政府開発援助)としてこのような途上国に届いてるそうです
実際にそのODAがその国で上手く活用されているかは、疑う声が多いですが
僕みたいな学生は、まず社会に出て働かないといけないですね